・PrintPupper用の起動SDカードの作成方法は以下の2通りがあります。どちらの場合も4GB以上のSDカードを準備、初期化します。
方法1.インストール済みSDイメージから作成
・インストール済みのイメージをSDカードに書き込みます。簡単に作成できます。
・ラズパイをインターネットに接続しなくても、PC上の操作だけで作成できます。
方法2.OSインストールから作成
・sshログインコンソールとLinuxコマンドの扱いなど、ある程度の知識がある方向けです。
・カスタマイズが容易です。OSインストール、Gitリポジトリクローン、インストールの順に進みます。
・ラズパイがインターネットに接続されている必要があります。
※動作確認済みのラズパイ一覧 Operation confirmation Raspberry Pi
Raspberry Pi 3 Model B 動作OK
Raspberry Pi 4 Model B 動作OK
Raspberry Pi Zero 2 W 動作OK
Raspberry Pi Zero W 動作NG
※基本的には、インストールしたSDカードとRaspberryPiは本機の組込部品になります。
※HDMIの画面出力は使用せず、ヘッドレスインストールを行います。
Download a SD image file, extract.
printpupper_sdcard_img_v01_4.zip 723MB
SHA256 442EC72E7AA62791BF1FE0B819AAC5BCD19BADA4A534980CB7268222CC84CAE4 printpupper_sdcard_img_v01_4.img
( .img の書込ができれば他のツールでも構いません)
Install a image writer apli, or other writer.
balenaEtcher
Write a image to SD card (over 4GB item).
・書込が完了したらキャリブレーション作業に進んで下さい。
・Once the writing is complete, proceed to the calibration work.
※注意点 Caution
・このイメージファイルは以下の設定になっています。
・Raspberry Pi OS Lite 32bit (non desktop)
・user : pi / password : pi
・sshコンソール有効 ssh console enable
・シリアルコンソールログイン有効 serial console login enable
・WiFi未設定 WiFi not set yet
・不要サービス停止済み needless services stopped
・OS version
pi@raspberrypi:~$ lsb_release -a
No LSB modules are available.
Distributor ID: Raspbian
Description: Raspbian GNU/Linux 11 (bullseye)
Release: 11
Codename: bullseye
・Raspberry Pi OS – Raspberry Pi から Raspberry Pi Imagerを用いて Pi OS Lite 32bit を新規インストールしてください。
・OS Lite 32bit であることを除いて通常のラズパイインストールと変わりありません。
・初期ユーザー名 pi は変更せず、sshログインが出来るようにしてください。
・Pi Imager から、または他の手法でインターネット環境の設定をしてください。
初期ユーザー名:pi
初期パスワード:raspberry(または設定したパス
・コンソールログインし、以下のコマンドでOSを更新しておきます。
・インターネットに接続できることを確認します。
sudo apt update
sudo apt upgrade -y
・以下のコマンドでgitコマンドを使えるようにします。
sudo apt install git -y
※ /home/pi 以下に pi ユーザーでしかインストールできません。
・pi ユーザーでログインし、カレントが /home/pi であることを確認します。
cd /home/pi
pwd
/home/pi
・PrintPupper の git リポジトリのクローンを作成します。
git clone https://github.com/r9kawai/PrintPupper.git
・スクリプトを実行して依存パッケージのインストールをします。
cd PrintPupper
sudo ./1_install_depend_package.sh
・スクリプトを実行してPrintPupperのサービスデーモンを登録します。
sudo ./2_boot_service_entry.sh
・インストールに成功していれば、メイン基板の緑LEDが点滅を開始します。
・既にPrintPupperは起動しています。
・以下のスクリプトは不要サービスの停止、不要なSDカードへの書込抑制、起動の高速化をまとめたものです。中身を確認して必要な場合だけ実行してください。必須ではありません。
sudo ./3_stop_unnecessary_services.sh
以上で「方法2.OSインストールから作成」の手順は完了です。
※シャットダウン手順はありません。電源を抜いて再起動してください。